税務調査の2日目です。
前回の記事
税務調査2日目は帳簿のチェックのみでした
朝10時から帳簿のチェックでした。
税務調査は2日間ですので、今日は最終日となります。
午後も帳簿のチェックで、午後3時頃に呼ばれました。
問題点の説明を受けます。
- 買掛の記帳が間違っていて今年の売上が入っていない取引がある
- 専従者給与(月8万円)が、銀行振込でおこなわれていないので認められない
- 新聞代金は経費として認められない
- 事務所テレビのNHK受信料は経費として認められない
という内容だったと思います。
当たり前ですが、売上のごまかしはありませんでした。
専従者給与が認められない
1.買掛の件は、実際に掛けかけの処理(仕入のたてかた)をよく分からずおこなっていたので指摘されて当然でした。
2.の専従者給与が振込でないので認められないというのは、専従者である妻は相当ショックだったようで、泣いていました。自分のやっていることが認められないというように感じたようです。
税務署の職員の方はそのような意味で言っているのではないと思いますが、振込にしないと仕事をしている人の報酬を認めないっておかしいと思います。人の働きを否定することになるのでけっこう乱暴な内容だと思います。仕事をしているのに認められないおかしいと反対意見を言ったのですが、振込していないので認められませんということでした。
3.と4.は意見が平行線でしたが、こちらも認められないということでした。
修正申告するなら・・
でも、最終的には
上記4つの問題点はあるけど今回は、
1.の買掛の間違いを修正申告するなら、
2.3.4.は今回は修正しなくてもよい(目をつむりましょう的な?)
ということにしますがいかがでしょうか?
ということでした。
ネットで調べると、税務調査では私たちと同じようになることが多いようです。
認められないところやグレーなところをいくつか列挙し、
特に重要な点を認めて修正申告するなら、こちらはいいですよ的な交渉です。
税務調査では一般的なやりかたなのかもしれません。
で、結局私たちは、上記の提案どおり、1.の部分の修正申告をすることにしました。
なにかにサイン(印鑑?)をしたような気がしますがよくおぼえていません。
税務調査は終了です。
修正申告をして40万くらい納付したと思います。けっこう痛い金額でした。修正申告の用紙と納付書は後日送られてきました。
実際、修正申告で払ったお金より、気持ち的につらい税務調査でした。
初めから疑われているのがとても気分が悪いです。
税務調査を経験して
「しっかり納税はするが、払わなくてもよい税金は払わない!」
と決めました。
最後に
払う必要のない税金は払わないと決めました。
次にやることは、税の知識を身につけることです。
しかし、税の知識を身につけるのは時間がかかるし、その時間を仕事につかって稼いだ方がだんぜん良いため、税の事は税の専門家に任せることにしました。
今は、専門家である税理士にお願いすることにしました。
税理士さんに日々の記帳の相談から申告書の作成と提出までおこなってもらうコースで全部含めて年間で40万ほど。(税務調査で払った金額とほぼ同じ)
申告書の作成に何日もかかっていたのでそれを考えると、40万はお得です。
経理処理に悩んでネットを調べて・・などの時間を、本業で稼ぐ時間にあてるほうが、税理士さんへの報酬40万を払っても効率がよいのです。
さらに、もし税務調査が入っても知識のある味方がいるって心強いので税理士を頼んだのは正解です。
仕事をされていて、年間の売り上げが800万以上の方で経理や税のことよくわからないという私とおなじような方は税理士に依頼することをおすすめします。
税理士を探すのはいまはネットで紹介できる仕組みがありますので便利だなと思います。
自分にあった仕事内容で金額も相談できますし、訪問ありなしも選べ、なにより、税理士と合わないな~というときは、変更することも可能です。
税理士を頼むかどうか悩んでいる人は問い合わせは無料ですので内容と金額を聞いてみてはいかがでしょうか。
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